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告知 映画☆おにいさんのシネマ・カフェvol.2「ハルーン・ファロッキ追悼イベント『みるもの、みえるもの、みられるもの』

 2014年7月30日にドイツの映画監督のハルーン・ファロッキが亡くなりました。ファロッキ監督の作品の多くは、アーカイブ映像等、監督が撮影に関わっていない映像によって構成されています。既存の映像(=イメージ)を引用・分析してつくられるファロッキ監督の映像作品は、観客と映像との距離を再認識させてくれます。その距離について考えることは、映像との接し方を考えることでもあります。映像が氾濫する現代において、その接し方を考える意味はだんだんと大きくなってきています。90年代以降、ファロッキ監督の作品にインスタレーションが増えていったこととも関係があるでしょう。

 ファロッキ監督が亡くなったこの機会に、作品を通して「みるもの」「みえるもの」「みられるもの」を問い直す必要性はきっとあります。映像との接し方、映像の未来についていっしょに考えてみましょう。

◆概要
 ファシリテーターハルーン・ファロッキ監督について簡単な紹介をしたあと、作品を鑑賞し参加者同士ディスカッションを行います。ファロッキ監督についての事前知識は必要ありません。映像を見て感想を話し合う場です。映画や現代美術に興味がある方、映画を観て語り合いたい方、映像について考えたい方なら誰でも参加できます。
・8月30日(土)19:30〜21:00
・会場 どまんなかセンター 地図

・参加費無料
・予約不要 ※当日直接会場までお越し下さい
・飲食持ち込み歓迎

ハルーン・ファロッキ Harun Farocki
映画監督、批評家、理論家。1944年、チェコスロバキア生まれ。ベルリンのドイツ映画・テレビ学校(DFFB)に学ぶ。映画・インスタレーション等120本以上の作品を発表。2014年7月30日没。

ファシリテーター 内山丈史 a.k.a 映画☆おにいさん

・問い合わせ
 takeyama.drifters★gmail.com 内山