読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

GO!GO!L'ATALANTE!!

ゴー!ゴー!アタラント号!! 映画☆おにいさんのBlog

報告 8月30日 映画☆おにいさんのシネマ・カフェvol.2「ハルーン・ファロッキ追悼イベント

 上映作品は『この世界を覗くー戦争の資料から(世界の映像と戦争の刻銘)』。

 波、光の屈折、眼球、測量とある種のギャグのようにフォルムの類似性により語られていくが、画面を追っていけばそれらのテクノロジーは相似形であることに気づく。啓蒙という言葉の複数性と呼応し、画面もまた幾重にも意味を持つのである。テレビのドキュメンタリーのような単一の意図とは異なる多層性を持つ作品。

 

 小休止をはさんで行われたディスカッッションでは映画監督の役割、「見ることは支配すること」、映像過剰な世界においての振る舞い、イメージの定着と破壊、映像による復元、対象との距離、写真と絵画の比較、視線の顕在化、見ることの困難、戦争産業との密接な関係等について活発に意見交換が行われた。

 

 『監獄の情景』、ゴダールの『映画史』から抜粋上映を行いたかったが、ディスカッションが盛り上がり時間が押していたため、『静物(静物画)』(ハルーン・ファロッキ)から、カルティエの広告写真を撮影している場面(時間をかけ、精巧に作り込まれた広告写真=イメージ)を観賞し終了した。