テーマ:橋
「このはし わたるべからず」
一休さんは言葉の意味を捉えなおして、
橋の「端」ではなく「真ん中」を歩いてみせました。
一休さんは「真ん中」を強調することで、
意識的に、「端」の存在を消したのです。
そうすることで「橋」を渡ることができました。
つまり、「端」が消えれば、渡ってはいけない対象である「橋」そのものも消えてしまうというのです。
このお話は橋の性質をわたしたちに考えさせてくれます。
箸や梯子がそうであるように、
橋は、「端」と「端」を結びます。
つまり、距離を隔てたものをつなぎます。
そして、橋の「真ん中」は端と端の境界部分、中間部分であるといえるでしょう。
このことは橋そのものにも当てはまるかもしれません。
このような建築物=「橋」は、映画において、
画面にどのように登場し、
またどのような舞台であるのでしょうか?
いっしょに映画を観ながら考えてみましょう。
時間:4月30日(土)18:00~(いつもより30分早い開始です)
場所:水曜文庫
〒420-0839
静岡市葵区鷹匠町2丁目1の7 つるやビル1F
参加費:800円
予約・問い合わせ:水曜文庫(054-266-5376、suiyou-bunko@lily.ocn.ne.jp)