GO!GO!L'ATALANTE!!

ゴー!ゴー!アタラント号!! 映画☆おにいさんのBlog

「工場というダンス」について

山形国際ドキュメンタリー映画祭に行ってきました。映画祭公式ガイドブック「スプートニク」に、青山真治監督が『天竜区奥領家大沢 別所製茶工場』について「工場というダンス」という文章を寄せて下さっています。自分の名前が載っていたのが気恥ずかしく、…

映画☆おにいさんのシネマ・カフェvol.23「抱く」

男性が女性を抱く、あるいはその逆映画のラストに、またはオープニングに登場人物が出会ったときに、別れるときに愛が結実したとき、別れの予兆にアクションが動から静へ、静から動へ「抱く」ことはシチュエーションによって様々に変化しますがどの場合にお…

ブロンド少女は過激に美しく

女性が恋人からの手紙を読み上げている。しかし、声が聴こえるのみで姿は見えない。窓の外の、通りの向こうの建物では、手紙の差出人であるマカリオの代わりに雇われた会計士が仕事をしている。しかし、カーテンが輪郭を曖昧なものとしているため、その朧げ…

映画☆おにいさんのシネマ・カフェvol.22「マノエル・ド・オリヴェイラ part2」

マノエル・ド・オリヴェイラ監督の映画を観ながら、いっしょに考え、話し合いましょう。(内容は前回と異なります) 日時:5月20日(土)18:00〜 場所:水曜文庫 〒420-0839 静岡市葵区鷹匠町2丁目1の7 つるやビル1F 参加費:一般 800円 学生…

コロンブス 永遠の海

コロンブスのサイン、石碑、航海の様子を描いた絵が映される。ナレーションは、コロンブス役のジョゼ・ルイス・トーレス、続いてリカルド・トレパによって語られる。 移住。1950年。 鳥が羽ばたく音、鳥の鳴き声が聞こえてくる。低い位置に構えられた手持ち…

映画☆おにいさんのシネマ・カフェvol.21「マノエル・ド・オリヴェイラ」

2015年に106歳で亡くなられたオリヴェイラ監督の映画を観ながら、映画について話し合いましょう。 日時:2月25日(土)18:00〜 場所:水曜文庫 〒420-0839 静岡市葵区鷹匠町2丁目1の7 つるやビル1F 参加費:一般 800円 学生 500円 …

映画☆おにいさんのシネマ・カフェvol.19「マルグリット・デュラス」

本日はお集まりいただき、ありがとうございます。 今回はテーマに沿った映画を抜粋でご覧いただくのではなく、映画をまるごと一本ご覧いただいたのち感想を話し合うというかたちで進めていきたいと思います。今回取り上げる映画は、マルグリット・デュラス監…

【告知】映画☆おにいさんのシネマ・カフェvol.20「目覚める」

テーマ:目覚める 眠りから覚めて、身体を起こす。このような運動としての「目覚める」もあれば、本来の自分に立ち返る「目覚める」もあります。また、いままで見過ごしていた物事に”気付く”ときにも、人は目覚めます。このような精神的な「目覚める」ことも…

映画☆おにいさんのシネマ・カフェvol.18「振り返る」

本日はお集まりいただきまして誠にありがとうございます。 まず、振り返ることについて参加者の方々にどのようなイメージをお持ちか伺ったところ、ホラー映画の「振り返る」が印象に強く残っており、振り向くといるはずの人がいなかったり、逆にいないはずの…

【告知】映画☆おにいさんのシネマ・カフェvol.19「マルグリット・デュラス」

映画☆おにいさんのシネマ・カフェvol.19「マルグリット・デュラス」 日時:10月29日(土)19:00〜場所:どまんなかセンター(地図:http://domacen.hamazo.tv/c582682.html)参加費:一般 800円 学生 500円予約:不要。当日会場までお越し下…

【告知】映画☆おにいさんのシネマ・カフェvol.18「振り返る」

テーマ:振り返る 誰かから声を掛けられたり、 何か気配を感じたとき、 人は振り返ります。 それまでの思案や行動を止め、 身体を反転させるとき、 どのようなドラマが映画に生まれるのでしょうか? いっしょに映画の抜粋を鑑賞しながら、 話し合いましょう。…

映画☆おにいさんのシネマ・カフェvol.17「拾う」

本日はお集まりいただき、ありがとうございます。 今回のテーマは「拾う」です。「拾う」は、一般的に言って「落ちているものを取り上げ手にする」という単純な動作です。しかしこれを分解していくと、1.落ちている対象を認識、2.対象へ接近、3.対象を…

【告知】映画☆おにいさんのシネマ・カフェ vol.17「拾う」

テーマ:拾う落ちているものを拾う。映画において、この単純な行為は、思ってもみなかった事件を引き起こしたり、登場人物らの関係性をがらっと変えてしまうことがあります。それは、拾う本人の意思と関係ありません。それどころか拾ったことを意識していな…

映画☆おにいさんのシネマ・カフェvol.16「橋」

本日はお集まりいただきありがとうございます。 今回は、人間のしぐさではなく、「橋」がテーマです。 最初に、「橋」が出てくる映画で思い出すものや橋そのものに関するイメージを参加者の方々に伺いました。レオス・カラックス監督『ポンヌフの恋人』、先…

【告知】映画☆おにいさんのシネマ・カフェ vol.16「橋」

テーマ:橋 「このはし わたるべからず」 一休さんは言葉の意味を捉えなおして、 橋の「端」ではなく「真ん中」を歩いてみせました。 一休さんは「真ん中」を強調することで、 意識的に、「端」の存在を消したのです。 そうすることで「橋」を渡ることができ…

映画☆おにいさんのシネマ・カフェvol.15「倒れる」

本日はお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。 本日のテーマは「倒れる」です。今週の月曜日、目の前の信号が変わりそうだったので、急いだら見事に転んでしまいました。久しぶりに生傷を右手と両膝小僧に負ってしまい「倒れる」ことの危険さを…

【告知】映画☆おにいさんのシネマ・カフェ vol.15「倒れる」

テーマ:倒れる わたしは何もないところでよくコケます。そんなときは恥ずかしくてたまりませんが、それを見た周りの方々は笑いこそすれ「映画的だ」と思うことはないでしょう。しかし、映画では、喜劇俳優がバナナの皮で滑ったり、銃弾を受けた俳優が倒れた…

映画☆おにいさんのシネマ・カフェ vol.14「コロス」

本日はお集まりいただきありがとうございます。 本日のテーマは「コロス」です。ギリシャ悲劇に出てくる合唱隊のことであり、コーラスの語源といわれています。コロスは、参加者の方々にイメージを伺った際に出てきたように、観客の気持ちを代弁したり状況説…

【告知】映画☆おにいさんのシネマ・カフェ vol.14「コロス」

今回のテーマは、「殺す」ではなく、コーラスの語源である「コロス」です。 コロスは、古代ギリシャ劇に出てくる合唱隊のことです。 コロスは、ときに踊ったりしながら、劇中場面の説明や登場人物の心境、観客の共感や反感を歌っていました。 長い歴史を持つ…

映画☆おにいさんのシネマ・カフェ vol.13 『帽子』

本日はお集まりいただきありがとうございます。 本日のテーマは「帽子」です。まず、帽子のイメージを皆さんに伺ったところ「出かける時に被る」、しかし、「出先で忘れてしまう」といった意見が多くでました。中には、「母がシャンソン歌手のような派手な格…

【告知】映画おにいさんのシネマ・カフェ vol.13「帽子」

日射しを防ぐために頭に被る装身具として以上に、 お洒落であったり、個性を強調するためのものである帽子。 映画の中にも帽子はたくさん出てきます。 象徴的な意味を帯びてしまうものであるゆえに、 本来の用途でない使われ方をされたとき、 つよく印象に残…

映画☆おにいさんのシネマ・カフェvol.11「傘」

本日はお集まりいただきありがとうございます。 今回のテーマは「傘」です。雨具としての傘は、梅雨のこの時期はよく使いますね。女性の方は春夏にかけて日傘を使われる方もおおいのではないでしょうか。このような身近な道具の傘が映画ではどのように用いら…

【告知】映画おにいさんのシネマ・カフェ vol.12「平手撃ち」

「平手撃ち」。つまり、ビンタです。通常ビンタすること、されることは滅多にありません。それが為されるときは感情が昂ったときが多く、ビンタのあと、関係性ががらりと変わってしまうことがしばしばです。このように、強いインパクトをもつ「平手打ち」。…

映画☆おにいさんのシネマ・カフェ vol.10「椅子」

本日はお集まりいただきありがとうございます。 今回のテーマは「椅子」です。最初に自己紹介と椅子に対するイメージを参加者の皆様に伺った際、椅子は”座る”ものであり、それが長時間に渡ると”腰痛を引き起こし”たり、そこから”身体を拘束するもの”といった…

【告知】映画☆おにいさんのシネマ・カフェ vol.11「傘」

棒状のかたちから瞬時に空間的な膨張をみせる傘は、 日光、雨、雪などから身を防ぐだけでなく、 視界を遮るものとしての機能もあります。 たとえばミャンマーでは、恋人たちは、デートするとき、 性的に保守的な社会から隠れるため、 雨も降っていないのに傘…

【告知】映画☆おにいさんのシネマ・カフェ vol.10「椅子」

腰を落ちつかせ座るための台、とひとまず定義されうる「椅子」は、私たちの生活の中に当たり前のように組み込まれています。それを意識することの方が、私たちの生活においてめずらしいかもしれません。しかし「椅子」という装置にいったん眼を向けると、そ…

【告知】映画☆おにいさんのシネマ・カフェvol.9「平手打ち」

とくべつな道具が要らないこの原始的な暴力は、ふだんの生活のなかで、親から子へ躾のためになされることもあるでしょうし、恋人同士が、喧嘩の際、相手の無理解に憤ってなされることもあるでしょう。 接吻よりは遠く、しかし手が届く範囲からのみ繰り出され…

【告知】映画☆おにいさんのシネマ・カフェ vol.8「並ぶこと」

並ぶこと 異なる人間が、向かい合うのではなく、ただ並んで、同じ方向を向き、ただ視線を投げかける。それだけで感動的であることが映画にはよくあります。 あれだけ自在に動き回っていた登場人物が他者と並んで歩くとき。あんなに喧嘩ばかりしていた二人が…

映画☆おにいさんのシネマ・カフェ vol.7「本のある場所」

本日はお集まりいただきありがとうございます。映画☆おにいさんのシネマ・カフェ第7回「本のある場所」にお集まりいただきありがとうございます。今回、水曜文庫さんでシネマカフェを行うことになりましたので、店主の市原さんと相談しまして「本のある場所…

映画☆おにいさんのシネマ・カフェ vol.6「駆ける」

本日はお集まりいただき、ありがとうございます。今回のテーマは「駆ける」です。「走る」ってことですね。人間の基本動作の一つではあるけれども、ふつう人が走ることはあまりないですね。なぜならば、その前段階の「歩く」よりも疲れるからです。多くのエ…